世界戦略車マティス
ちょっとメンタルは、休憩しましょう。斉藤茂太先生が言っていましたが、精神科の医者は、精神病になりやすいみたいです。人間暗い話ばかりしてると、暗くなるし、失敗ばかりすることを考えていると、失敗するように、やはり自分は明るい!成功者だ!と思いこめばいいのです。
と、そんなわけで明るい話題に移りましょう。今日は世界戦略車なる物の話をします。表題にあるマティスと言う車。知っている人居ますか?私は最近まで知りませんでした。私の知り合いで、主に欧米車のディーラーを経営している人がいます。そこのオーナーが、マティスの正規代理店になった時に、知ったのが初めです。
この車は、世界一の自動車会社、ゼネラルモータース(GM)が作っています。しかしながら、この車グローバル戦略車として、なんとエンジンはドイツ、トランスミッションは日本、組立は韓国と言う具合に、得意分野を持つ各国の良いとこ取りをしている車です。
生産開始は、少々前なのですが、英国ではエリザベスなんとか賞を受賞したり、ヨーロッパでは隠れた名車として、すでに数百万台売れているそうです。
この車のデザインは、なんとジウジアーロ!丸みを帯びた感じは、可愛い中でも品格があって、いまどこの車か判らない、日本車とは一線を画しています。しかもコンパクトカーでありながら、なかなのボディー剛性と太いパイプに守られた安全モノコック仕様。町乗りには最適でしょう。チョットしたスペースに止められますし、驚いたのはあの大きなヨーロッパ人を乗せても、余裕のあるヘッドクリアランス、小さいのに閉塞感が感じられません。
その上、この手のクラスだとプラスティック・オンパレードの内装なのに、金属も使っていて、安っぽさがない。それでいて、軽自動車のちょっと良い物より、安い。値段を見てびっくりしました。何故こんなに安いのかオーナーに聞いてみたら、宣伝広告費にお金を殆ど掛けていないから。だそうです。だから知らない。
しかし、GMが満を持して出した車だけあって、本当に作りはアメ車の変な安っぽさは全くありません。ヨーロッパ車の品質、品格、品性を感じます。ジェトロなんかで見る事が出来るかも知れません。車好きな人の為に正規代理店サイトのURLを書いておきます。
http://www.matiz-nagoya.com/
それにしても、最近のコンパクトカーは、コンパクトと言いながら、だんだん寸法が大きくなっていくのが気になります。コンパクトと謳うなら、本当にそれなりの大きさでなければならないでしょう。企業の社用車もチョットした物を乗せたり、近郊の移動だけなら、カローラでなくても良いのでは・・・・・?
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