ヘルスケア14(医者との出会い)

emori0072005-07-28

ヘルスケア13からの続きです。彼は本を見て、自分の症状を発見しました。本の大切さをお話しました。本を読む気になりましたか?別にうつだから読むと言うわけでなく、リラックスしたり、趣味の本を読んで気分転換できれば、良いですよね。

ところで、電話で予約を入れて、彼は始めてメンタル専門医院にかかる事になった訳です。それでもこれまでも総合病院の心療内科、精神科には行っていたのですが、医者の勉強不足で彼の症状をきちんと認識できませんでした。

まずは問診表が看護士さんから渡されます。100問近い質問に答えていきます。しばらく、と言っても1時間は待たされるようです。その日によって来る人が違いみたいで、初めての人は時間がかかるので、1時間以上待つ事も在るとの事です。

名前が呼ばれました。彼は恐る恐る部屋に入りました。先生は「にこにこ」されていました。今までの精神科では以外と先生がムッツリしていたから妙な気がしました。どうされました?と言う質問から始まり、始めと思われる現状が出て来た時からの経緯をすべて話しました。病院を回った事も、そこの先生方が、どう診断して、どういう薬を貰ったか、一気に話しました。

先生は、その間いっさい話をせず、彼の話をうんうんと聞いていたそうです。話し終わった時に、「典型的なパニック症候群ですね。」「よく我慢してきましたね。苦しかったでしょう」と言われそうです。その言葉だかで救われた!と感じたそうです。
不安・恐怖症―パニック障害の克服 (健康ライブラリー) パニック障害に負けない―不安恐怖症の体験・克服記